ゲストティーチャーの授業 「保育のシゴトB」(6月24日)

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ゲストティーチャー
日本医療大学
教授 鈴木 幸雄 先生

6月24日の「保育のシゴトB」の講義は、日本医療大学 教授の鈴木幸雄先生にご担当いただきました。

鈴木先生より講義内容と学生へのメッセージをいただきましたのでご紹介いたします!

本講義では、子ども家庭福祉を専門職(保育士)の立場から身近な事例を取り上げ、子どもと家庭の福祉問題の概要、内容やしくみ、課題などについて解説。
・第1講 児童福祉施設のシゴトと特徴を考える
・第2講 児童養護施設のシゴトを考える
・第3講 家庭養育優先の原則を考える
本講義の教育のねらいは、社会福祉専門職である保育士に必要とされる、人権感覚を備えた実践力を形成することである。社会福祉実践は人間の尊厳の維持と人権の保障が基本となる。特に、子ども家庭福祉および社会的養護の分野では、子どもの人権擁護において「子どもの命を守る実践」「人間の尊厳を維持する実践」と「子どもの声を代弁する活動」が実践力として、社会福祉専門職である保育士には求められる。

【学生へのメッセージ】
将来、皆さんが北海道の子ども家庭福祉分野の大きな柱となって、ご活躍されることを期待しています。
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ゲストティーチャーをお招きする意義

 こども學舎では、専任教員・非常勤教員が行う授業の他、今現在保育現場でお勤めの保育士さんをゲストティーチャーとしてお招きし、保育の「今」をお話頂くことに「力」を入れています。保育と言っても、保育士が変わればそれぞれのカラーと保育観があり、子どもを想う保育士の考え方も人それぞれです。素敵な保育士(先生)との出会い、そして多くの保育観を学ぶことで視野が拡がります。視野が拡がると、他の保育士さんの意図する保育を理解することができ、何より園児のための保育の幅が広がります。
 授業で多くの保育士に出会い学ぶことは、自分が理想とする保育士として働くための大切な機会だと思います。
また、こども學舎は午前授業ですので、午後の時間に保育現場でアルバイトをすることが出来ます。在学中に自分の理想とする保育が行われる保育園と出会うことが出来れば、その保育園でながく保育士として勤務し続けられると信じています。
 こども學舎は、学生が保育士として保育業界で活躍することを強く願い、卒業生が保育という仕事に従事することを幸せに思えることを切に願っています。
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