2019年9月15日(日)に「第2回 体験授業×国の制度事例説明会」を開催しました。当日の様子一部ご紹介します。
2019年度 第2回「体験授業×国の制度事例説明会」(実施報告)
出願期間
こども學舎では現在、9月30日(月)に受付を締め切る「第1期 一般入学試験」の出願を受付中です。続いて、10月1日(火)からは「第2期 一般入学試験」の出願受付を開始しますが、出願される期によって、合格者に納入頂く入学金の免除額が異なります。出願の意思が固まっている方はお早めに出願されることをお勧め致します。
次回体験授業
平日、9月25日(水)10:30~11:40に開催する「体験授業×授業見学」の参加者を募集中です。日曜日開催のものと異なるのは、在校生が受ける授業を見学頂けることです。実際に行われる授業、学内の雰囲気など、ご自身の学生生活がイメージしやすい内容になっていますので、是非参加をご検討下さい。
◆参加お申し込みフォーム
■13:30~
本學の小橋明子教員による「人と上手につき合うために」をテーマにした内容の体験授業を行いました。
私たちは、日頃、家族、友人、近隣など人と関わること機会が沢山ありますが、保育の仕事は、子どもや保護者などの人とかかわりあう対人援助サービスの一つです。人とかかわる仕事は、自分とは違う生活史を経験した人を理解することや、自分との価値観の違いなどがあり、新しいことの発見や学びが多いものです。人との出会いは、出会った瞬間から「いい人」と感じる場合もあれば、難しいと感じる場合もあるでしょう。
しかし、相談業務は、自分の価値観やものの見方を透明にして、相手の状況を的確につかまなくてはなりませんが、援助者の情緒がまったく動かないと無味乾燥な援助となり、信頼関係もつきづらく、相手が潜在的に持っている能力も引き出せません。その場合に必要になってくるのは対人援助技術です。
援助技術の一つに「受容」があります。受容とは、自分の価値観を透明にして「あるがまま」を受け入れることです。その場合、自分の発した言葉や表情や態度から相手の表情やしぐさの変化に気づき「あれっと」気づくことを自己覚知といいます。
人と対峙する時、「人の心は鏡のようなもの」で、「あなたが笑って答えるなら、相手も笑って答えるだろう」、「あなたが怒って答えたなら、相手も怒って答えるだろう」と謳った詩があります。これは自分の心の価値観が相手に反映されることを言っています。自分の心の特性を知る方法として、「エコグラム」を実施しました。なかなか自分のことを客観的にみる機会がないので良かったと好評でした。
■14:30~
河村泰孝施設長より、こども學舎の特徴と学生が利用する「国の制度」の事例説明を致しました。
特徴
□保育士資格取得のための必須授業は午前のみ(9:20~12:40)の2年制
□保育現場での勤務と両立可能(保育園などの午後パート勤務求人紹介)
□在校生120名の特徴(平均年齢36歳)様々な経験を有する学生層
国の制度事例説明
□札幌市保育士修学資金「貸付」
□専門実践教育訓練「給付金」
□専門実践教育訓練支援「給付金」
□高等職業訓練促進「給付金」
□高等職業訓練促進「貸付金」
□札幌市自立支援教育訓練「給付金」
※どの制度が併用可能か、申請・入金時期など
■15:30~
説明会終了後、参加者の皆様とお菓子とお茶を頂きながら、楽しくお話をしました。また、ご希望の方には別室で「個別相談」を実施しました。他の参加者の皆様の前では質問できなかったこと、個々に併せた制度併用パターン、出願にかかわることなど詳しくご説明致しました。
参加者の方からのメッセージ
本日の説明会に参加いただいた皆さんからは「体験授業がとても楽しかった。大人になってからの学びの時間は充実していた。」との感想をいただきました。また、施設長を交えて、参加者の皆さんと子育てについて等の話をし、和やかな雰囲気でお茶をいただき、楽しい時間となりました。