こども學舎では、2019年10月11日(金)に2019年度の「第4回 体験授業×授業見学」を開催致しました。
当日の内容を一部ご紹介いたします。
今回は3名の参加者を迎えての開催となりました。
2019年度 第4回「体験授業×授業見学」(実施報告)
■10:30~
まずは施設長の河村より、ご挨拶とともに
・こども學舎の特徴
・出願時期について
などの話がありました。
【こども學舎の特徴について】
2年間、9:20~12:40の午前授業を履修すると保育士資格を取得することができます。午後の過ごし方は、「保育園・放課後等デイサービスでアルバイト」「選択科目を履修して知識を深める」「趣味やPTA活動などに力を入れる(お母さん学生も多いため)」など、学生によって様々ですが、有意義に利用する学生も増えています。そのように自分の時間を有効活用しながら資格取得を目指していけるのが、こども學舎の特徴です。
【出願時期について】
10月1日〜31日まで、第3期の出願募集中となっています。
☆ご不明な点がある方は、ぜひとも「個別相談」をご活用ください!→ご予約はこちら
☆出願時期・入学金等については、「募集要項」でもご確認いただけます→「募集要項」はこちら
■10:40~
【授業見学①】
授業:子どもの保健(2年生Aグループ授業)
教員:小橋 明子 先生
本日の授業は、well-beingという新しい子ども感についての話題や、世間でちょうど話題となっているノーベル賞のことなどに触れた授業でした。
講義形式だったため、参加者の方々も真剣な眼差しで授業に聞き入っていました。
■10:40~
【授業見学②】
授業:英語(2年生Bグループ授業)
教員:赤間 荘太 先生
本日の授業は、自己紹介や保育園の登園場面で登場しそうな表現についてでした。
子どもの状態を確かめるような表現(熱はある?咳をしている?くしゃみ、など)や、マスクに関して日本とアメリカの文化の違いなど単に表現や発言を確認するだけでなく、その言語が使われている背景にまで触れて授業されていました。
■11:10~
【体験授業】
授業:保育者のことばと絵本
教員:瀬川 章子 先生
〜〜〜授業担当教員からのコメント〜〜〜
感受性豊かな子どもたちと接する保育士は、日々、子どもたちにどのような言葉を使い、どのように声かけてることが望まれているでしょう。また、言葉は子どもたちにどんな影響があるのか、という事をお話ししました。子どもたちにとって、保育園で一緒に過ごす保育士の先生は憧れであって、大好きな存在です。その先生が話す言葉は、良くも悪くも大きな影響力があります。先生に励まされれば子どもは頑張ろうと思い、褒められればまた褒められたいと思います。反対に、保育士の一言で傷つけてしまうこともあります。そのようなことを考えて、実際に保育士さんが、どのような話し方をするとよいかというポイントについてお伝えしました。
次に、絵本についてお話をしました。絵本は読み聞かせをする子どもたちの喜ぶ笑顔を想像しながら選ぶと楽しくなることや、色んなジャンルの絵本を読み聞かせすることで、今まで知らなかった子どもの姿を発見することもあるということをお話し、様々なジャンルの絵本を紹介しました。
保育現場の経験と、実際に今も子育て中である瀬川先生の話は、体験を通した実感のこもった言葉も多く、参加者の方々にも響くものがあったのではないか、と思います。
保育士が子どもへ伝える一言がどんなに大きいものなのか、また様々な絵本がこどもにどのように影響を与えるのかなど改めて考えてみると、考えさせられるものが多かったかと思います。また、童話の絵本などでは、出版社によって様々なバリエーションを持つ絵本もありますが、保育者がこどもに何を・どのようなことを伝えたいか、意図によって絵本を選択していきましょう、という話はとても印象的でした。
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【体験参加者の感想】
※許可をいただき、掲載させていただいております。
本日参加いただいた社会人経験、子育て経験のある皆さんから「何か新しい事に、チャレンジする時はワクワクする。楽しんで取り組むこと。時間は作るもの。」とのお話があり、参加者の方々からたくさんの事を学ばせていただきました。忙しい毎日に追われるのではなく、目的をもって過ごす毎日の大切さを改めて実感し、有意義な時間となりました。ありがとうございました。