Q1)保育士資格の取得を目指したきっかけは?
保育補助者として勤務している時、熱のある子を除く園児達を外に連れ出すことがありました。保育士の人数も限られているので、室内に残す園児の対応を申し出ましたが、保育士資格をもっていない私が、直接保育をすることはできず、資格取得の必要性を強く感じました。保育士資格取得後には、これまでできなかった保育を担える保育士として園や先輩保育士に少しでも貢献したいと思います。
Q2)学業と仕事の両立をして思うことはありますか?
保育補助として勤務していますが、入学前と後では見える景色が違います。例えば、入学前は発達障害の子の行動が理解できず苦悩することも多かったのですが、入学後、その子の視点でその子の気持ちに寄り添う保育ができるようになりました。その子が団体行動をとれず、興味のある他の行動をとりたがる時、状況を見ながらにはなりますが、「もう1回してから、皆に加わろうか」と対応すると、その子は満足そうな表情で団体行動に加わりました。こども學舎の授業で学んだことと、現場での体験が繋がることは、「学び」を一層深めることになると思います。
Q3)入学を検討中の方へ一言
保育を学ぶと、「預かり」と「保育」の違いを理解でき、学べば学ぶほど保育士という仕事の重要性を感じます。身体的・精神的な園児の発達に応じて保育内容を変え、成長していく姿を目にすることは、私のかけがえのない楽しみであり、支えとなっています。保育士は素敵なお仕事ですよ。